流れと見積
木と土で家をつくる工事の流れと見積
新築? 古民家再生? リノベーション? 家のつくりかたには主に三つの方法があります。
工務店さんを選ぶ前におさえたいポイントは下記のとおりです。
ここで読んだことを頭にいれながら、それぞれの打ち合わせから工事の流れと見積例をご覧ください。
「新築」は、更地からの計画なので、プランや性能、設備などを希望に合わせてフレキシブルに計画が立てやすいです。(もちろん、予算や法規や近隣などへの配慮などは必要!)。断熱、気密、耐震などの施工も比較的容易です。長く世代を越えて住むという観点から、ハウスメーカーさんや一部のフランチャイズなどの特殊な工法を用いず、汎用的な工法で建てれば、数世代あとの職人さんでも手がいれやすくなります。輝建設は古材や古建具をつかった新築なども多くてがけています。新しいものだけで構成するのではなく、すでに何十年といった年月を経たものは、新しいものだけのとがった感じを落ち着いた雰囲気へと変えてくれます。
→「新築」の流れと見積
「古民家再生」は、これまでお住まいだったご家族の思い出を残したまま、現代の暮らしに合わせれば、次の代の方も住み続けていきやすくなります(当然、メンテナンスは発生します)。耐震工事や冬の寒さ対策、水周りの刷新などを経れば、新築同様に快適に暮らすことが可能です。ただし、農家さんなど大きな家が多いので予算の割り振りを慎重に行われければいけません。「全体に満遍なく」ではなく、時にはよくいる場所を手厚く工事するなどの濃淡をつけることも必要です。
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「リノベーション」は、ものを単純に入れ替えるリフォームとちがって、現状から形状をかえて価値を高めた家にすること。いわゆる住宅リノベは古民家再生よりも小さな住宅がほとんどです。小さな家の工事のメリットは予算が抑えられること
坪単価×坪数=工事金額のうち、坪数は坪単価よりはるかに抑えにくい項目です。断熱・気密性能アップの工事なども大きな家に比べると比較的取り組みやすいです。また、エリアに区切って行なう部分リノベーションも暮らし力アップにつながる方法です。
→「リノベーション」の流れと見積
三つに共通する木の家づくりのセオリーは→こちら