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古民家専門解体

古民家を解体するときに古材生捕りする費用、古材買取のこと

古民家の解体をお考えの皆様へ ~古材の生捕りで大切な思い出を次世代へ~

いろいろな事情で先祖伝来の古民家を解体する際、ただ壊すだけでなく、大切な思い出や歴史を新たな形で受け継ぐ方法があることをご存知でしょうか。

古民家には、ご家族の物語が刻まれているだけでなく、経年変化を経ることでしか出せない雰囲気や、意匠や形状、現在では作る人がいないような貴重なものも数多く含まれています。これらを解体時に産業廃棄物として廃棄するのではなく、次代に繋げることができます。このような再利用は、地球環境にも優しい選択です。

 

古民家の材料の再利用

古民家を解体するときに、解体ガラになるもので、再利用しやすい材料として、特に木材が挙げられます。柱や梁、床板、木製建具や家具などは、長い歴史を持つことがあり、その価値は非常に高いです。一般的な解体工事ではこれらの木材は産業廃棄物として処理されることが多いですが、次の世代へとつなげることが可能です。古材は、単なる素材ではなく、その家が経てきた時間や物語が染み込んでいます。

 

通常の解体工事では、これらの木材はバラバラにされ、産業廃棄物として処理されます。木材ガラはリサイクルされ、ウッドチップ化、燃料化、堆肥化されることが多いですが、それができない場合は焼却処理や埋め立て処理に回されます。多くの古民家の解体ガラも同様に処理されているのが現状です。

 

しかし、古民家で使われている木材の多くは数十年、場合によっては100年以上の時を刻んでおり、これらの経年変化を経た雰囲気を好む方々がたくさんいらっしゃいます。家や店舗の工事で使いたいと考えている方は、そのようなものを探しています。また、現在では手に入りにくくなった長い梁や太い柱など、形状自体が市場価値の高いものも多く見受けられます。木製建具や家具なども、意匠や形状が今となっては貴重なものです。

 

しかし、一般的な解体工事ではこれらの貴重な資材も無価値なものとして処分されてしまいます。古民家再生を得意とする工務店や、それらに繋がっている解体業社さんなら、解体時に再利用可能な材料や部品を丁寧に生け取りし、新しい施主さんのもとで新たな命を吹き込むお手伝いができます。

 

例えば、美しい古材や昔ながらの建具は、新しい家族に迎え入れられ再利用されることで、その魅力を再び輝かせることができます。そこに住む人、そこを訪れる人の人生をまた彩るものになるのです。

 

このようにして、古民家の一部が新しい建築として生まれ変わり、次の世代へと受け継がれていきます。

 

大切な古民家の解体は、ただの解体作業ではありません。古民家を大事にしたいという気持ちを、解体工事と次の建築へと繋ぐことのできる当社にお任せいただければ、ご先祖が代々過ごされた古民家を未来に繋ぐお手伝いをさせていただきます。

 

また、このような活動は、昨今求められている持続可能な社会に対しても貢献します。解体工事と家作りにおいて、従来のリサイクルだけでなく、より直接的に再利用することで、資源を無駄にせず、環境に配慮した持続可能な方法を実現します。

 

古民家再生を得意とする当社なら、再利用可能な材料を解体時に丁寧に生け取りし、新しい施主さんのもとであなたの古民家に新たな命を吹き込むお手伝いができます。

 

大切な古民家の解体は、ぜひ古民家を大事にしたいと願っている工務店さんや解体業者さんにお任せください。

 

 

古材生け取り解体は、古民家再生を得意とする工務店がオススメ

専門知識の活用と再利用の視点

古民家再生を得意としている工務店や、古材を生け捕りすることに慣れている解体業社さんは、古民家の構造や素材に関する豊富な知識を持っています。これにより貴重な古材や再利用可能な部材の価値や活用方法を見定めることができます。同時に、どのようにそれらを部材を次の建築工事に再利用できるように取り外すことができます。これにより、古民家の歴史を新たな形で継承することができます。

 

一貫したサービスの提供ができる

特に古民家再生を得意としている工務店が古民家からの古材の生け捕り解体をおこなう場合ですが、解体から再生までを一貫してが行うことで、古民家から取り出した材料、いわゆる古材の今後の利用がスムーズになります。古民家を古材を使いながら再生したり部分改修したい人や、全くの新築を古材を使って建てたり、移築したい人をお繋ぎすることができます。また、当社の日頃の古民家再生や古材利用を活動をしっている同行の工務店さんや設計事務所さんへの情報提供や、購入依頼などにもつながります。

 

コストの削減

通常では処分される木材を、再利用可能な材料を再利用目的で保存しますので、解体工事のうち、処分費用がある程度減免されます。

 

古民家再生工務店による、古材生捕り解体のデメリットや難点

手作業中心のためコストアップの可能性がある

貴重な木材や再利用な可能な木材を取り出しながらの解体工事は、一般の重機をつかった、ミンチ解体と呼ばれる解体工事よりも費用がかかる場合があります。次の建築工事に使うためには、材料として傷ませないように丁寧な手作業による解体工事が必要なためです。

 

時間がかかる可能性が高い

再利用を前提に丁寧に解体するため、一般的な解体作業よりも時間がかかります。解体工事以降に、建築工事や売買のご予定がある場合は、プロジェクト全体のスケジュールに影響を及ぼす可能性があるため、古材を取り出しながらの解体工事をご検討されている場合は早めにご連絡されることをお勧めします。。

 

業者数が少ない

古民家再生を得意としていたり、それらに古材を提供することの多い解体業社さんなどでない限り、このような解体工事は通常おこなっていないため、解体して古材を残して次の建築主さんに渡したいと思っても、解体現場を施工範囲としている会社さんがない可能性があります。

 

古材の市場価値と利用方法

古民家から取り出される木材の多くは、長い年月を経て独特の風合いを持つようになっています。これらの古材は、家具やインテリアとして再利用されることが多く、その市場価値は非常に高いです。特に、昔ながらの建具や梁は、現代では手に入らない貴重な素材として評価されています。また、古材を使用することで、新たな建築物に独自の歴史や個性を加えることができます。例えば、古材を使ったカフェやレストランは、その独特の雰囲気で多くの人々を魅了しています。

 

 

【まとめ】古民家解体で古材生け捕りについて

古民家再生を専門とする工務店や、古材販売に主眼をおいた解体業者に、古材を生かしながらの古民家解体を依頼することで、先祖伝来の建物がなくなっても、その部材は次の建築工事に活用され、新たな命を吹き込まれます。建物がゴミとして処分されるのではなく、新たな形で生き続けることは、大切な思い出を次世代に繋ぐことになります。

 

自分の代で建物がなくなる寂しさはあるかもしれませんが、建物が単なるゴミとして処分されこの世から消え去るのではなく、建物を大事にしたいお気持ちを、部材という小さな部品にはなりますが、次の場所で使われるということは新たな形で古民家が生きていくとも言えます。そのご縁を繋ぐ工事は可能です。

ただし、一般的な解体工事ではないため、コストや時間の面での課題があります。プロジェクトの目的や予算、スケジュールに応じて、慎重に検討する必要があります。

 

古民家の解体・再生を考える際は、専門家に相談することが推奨されます。古材を生かした建築を通じて、大切な思い出を未来に繋ぐ手助けをしてもらうことで、より満足のいく結果を得ることができるでしょう。大切な思い出を未来へと引き継ぐために、信頼できる専門家に任せることが重要です。お客様の大切な古民家の解体・再生を、私たち専門家にお任せください。