ただいま注文住宅、工事中!大阪市、東大阪、吹田、堺、奈良市、豊中
しばらく更新をさぼっていましたが、ただいま工事中のブログです!おかげさまで、新築工事、古民家の工事を中心にいろいろさせていただいています。
目次
大阪市の町家新築 古民家再生工務店らしい新築注文住宅
大阪市内で進んでいる、町家の新築工事。足場もとれて、まるで絵本の「ちいさなおうち」のようです。
京都市上京区にあった古民家が解体されるということで古材を解体、加工場に持ち込んだのが2018年の10月。あれから1年が経ちました。写真は2階からとった吹き抜け空間です。丸太梁が再利用された古材です。
大工さんが、バラバラになった古材を改めて手刻み加工して、新築工事となりました。
床材は、古民家のような黒い床にしたいということで、ブラックウォールナットを張っていきます。
土壁もだいぶかわいてきました。虫籠窓の奥に見えるのは、ペアガラスのサッシです。家紋入りの瓦は家の面構えをぐっと引き締めてくれています。
道路面は竹小舞からの土壁なのですが、その他3面は柱間にグラスウールをいれた充填断熱となっています。町家だからと言って、隙間風で換気!?というようなことはなく、しっかりとした気密断熱工事と防湿ラインをしっかりと考えて施工を行っています。
上の写真は電気配線部で防湿ラインがきれないようにいれている、配線部にいれているバリアーボックスの写真です。
http://www.njkk.co.jp/product/tape_and_packing/barrier_box/index.html
ちなみに気密は外壁面でボード気密という方法をとっています。
完成が2019年の春。お客様のご厚意により完成見学会を予定しています。
東大阪市の新築2階建ての注文住宅 ルーフバルコニーのある家
東大阪市で進めている新築の木造2階建の注文住宅。こちらもようやく足場がとれました。庇の深い落ち着いた雰囲気の外観です。
こちらのおうちには、な、な、なんとルーフバルコニーがあります。写真ではまだついていませんけど。。
2階からの眺望を考えた設計になっています。2階からでもこのながめ。屋根の上からなら、、、、。
工事の合間を縫って、気密測定を行いました。その結果は、C値=0.6cm2/m2。気密工事の目標は1.0未満としているのでひとまず合格!
気密検査はなんのためにするのという方は下のブログお読みください!
2月竣工に向けて、年明けには最後のラストスパートです。
吹田市の新築2階建 以前住んでいた家から持ってきた古材でつくる注文住宅
吹田市でも新築工事が進んでいます。こちらは音楽室のある注文住宅。こちらの新築工事も、以前お住まいだったお宅から引き上げた材料をつかっての新築となります。
主要構造材は高知県檮原町(ゆすはらちょう)森林組合さんの杉、桧です。ロフト越しに熱気が逃げるような形となっています。
垂木現しの屋根構造。最近の人気のスタイルです。
こちらは外壁の耐力面材のモイス。新住協推奨のボード気密工法という方法で、気密を高めた家づくりをしています。ちなみにこの住宅は基礎断熱となっています(最近、基礎断熱多いです)。
新住協のボード気密工法についてはこちらのリンク先をお読みください
http://www.shinjukyo-kansai.com/dannetsu/bodokimitu/
以前お住まいだった京都の古民家からの材をだいぶ引き上げています。新築工事の仕上げ工事の時にあちこちに使われる予定です。
堺市の新築2階建 フロー一級建築士事務所さん設計
堺市で新築工事がはじまりました。設計は、フロー一級建築士事務所さんです。フローさんとはこれが5軒目の協働となります。年内は基礎工事の捨てコンを打ったところで終了です。写真は地中の湿気がコンクリートと通って上がってこないようにするための防湿シートを張っているところです。年明けに基礎工事、上棟を予定しています。
堺市の江戸時代の古民家、屋根瓦の葺替えリフォーム
堺市で、2018年に台風で屋根に被害をうけた江戸時代の古民家の屋根瓦の葺替え工事を進めています。屋根の面積が70坪。70m2ではありません。工事が長期間に及ぶため、素屋根をはって工事を進めています。
軒がずいぶんさがってしまっていたのでジャッキをかけながら、不陸の調整をしています。
漆喰で塗り込まれている垂木ですが、細かったので補強しています。引き続き、工事を進めていきます。
奈良市の新築注文住宅2階建て
奈良市でも新築工事が始まっています。年内は基礎コンクリートの外周部分までとなっています。基礎の外周部立ち上がりはシロアリ対策の一環として底盤部と一度に打設することとしています。
詳しくは、新築工事のシロアリ対策をまとめているブログをお読みください。
年明けの工事再開まで、ブルーシートをかけて寒さ養生としています。
東大阪市 江戸時代の古民家 瓦屋根と板金屋根改修工事
ただいま、石切ヴィレッジの母屋の屋根の補修工事を行っています。母屋は江戸時代に中期に建てられた築260から270年ぐらいの建物。昭和20年代後半に茅葺屋根をやりかえて、昭和30年代半ばぐらいにトタン波板を茅葺の上に伏せました。
それから60年ぐらい近く経って、錆を塗装でやりくりできなくなってきたので板金屋根と周辺の瓦屋根を直すこととなりました。
母屋だけでなく、長屋門の瓦屋根もやりかえ。やはり寄棟の下り棟あたりの取り合いややこしいところで水漏れがあって、屋根の隅木が傷んでいて交換となりました。野地板復旧してこちらは早速、瓦屋さんが復旧工事中。瓦屋根のルーフィングややっぱり、こちらチャンピオンルーフィングです。
瓦屋根について詳しくは、こちらのブログをおよみください。 チャンピオンルーフィングについてもこちらに書いています。
https://www.terukensetsu.jp/blog/kawara
屋根工事を終えると雨漏りや台風の時の心配がへるということで一安心です。が、それ以上にたのしみというか、気になっているのは、、、、暖房効率があがるのかどうか。。。
写真は外部ですが、貼り替えまえの野地板です。隙間が、、、、、、、。温めても、温めても、暖かい空気が逃げていきます。
隙間がない。隙間がないようにみえますが、近くに寄れば隙間もあるので
のちほど、この野地板の継ぎ目に気密テープを張る予定にしています。気密シートを張るかどうか迷ったのですが、この下で薪ストーブを使うので、木が空くかもしれませんのでシートよりもテープ張りの方が隙間がない状態を維持しやすいと考えました。
しかし野地板とると、日光が差し込むとやっぱりあかるいですねー。(夏は暑くておれませんが。。。)
豊中市の築40年のフルリノベーション お引き渡ししました
豊中市で進めていたフルリノベーション工事、年末間際でお引き渡しさせていただきました。
杉をたくさん使ったリノベーションとなっていますが、断熱材の充填と気密部材の施工に気をつけて工事をすすめていました。お引き渡ししてから数日後の今日、現場担当者にショートメッセージが、、、、
「寝て起きてから(部屋の温度が以前と)が全くちがっていました。玄関出るのが憂鬱になるぐらい」
まどの入れ替え部分はシャノンの樹脂サッシに。Low-eペアガラスにアルゴンガス入り。窓からの熱損失がおおきいのですが、大阪という地域でこれぐらいのグレードの窓がはいっていれば、窓問題は一旦置いておけると思います。
2階。掃き出し窓で大きく熱損失するところを、ここもシャノンの樹脂サッシに入れ替え。
和室。うまく緑を取り込んで借景としています。
入れ替えない部分についてはプラマードの内窓を取り付けました。
小屋裏収納。見学会はここが一番人気の場所でした。
今年も一年、いろいろとお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
来年もおかげさまで、いろいろとお仕事のお声がけいただいています。本当に皆様ありがとうございます。