リフォーム済の古民家物件買うべきでしょうか
よその工務店のスタッフからリフォームして古民家を販売したいと相談があった
こんにちは。輝建設のコハラです。
今日は、古民家再生物件の
販売を考えている
他社スタッフさんからの
相談に答えたお話をします。
先日、当社の古民家モデルハウスを
見学したいという方が
来られました。
他所の工務店さんにお勤めの方で
初めて古民家のリノベするので
参考にしたいということでした。
来社されたときに
詳しくお話を聞くと
会社の社長が
古民家を購入したので
ついてはリノベして売却する、
というプロジェクトを
任せられたということでした。
具体的には
その方がプランから何から
考えて工事までしてねと
いうお話。
そこであれこれ考えて
プランと工事計画と
概算予算を
社長に提出したそうです。
というところで
私どものところに見学に来られました。
リフォームやリノベの要望は住む人に聞かないとわからない
いくらで販売されるのかは
わかりませんが
これぐらいで売れるのではないかと
考えた売価から
逆引きした工事予算。
その工事内容で
本当にお客さん候補の
買ってもいいかな＝住みたいなあ
と、思ってもらえる仕上がりに
なっているのか？？
そんなことを考えました。
でも、誰にもわからないですよね。
そこで
差し出がましいのですが
その家に住みたいかもという方が
そこに住むことを想像したときに
なにが足りないのかを
お聞きしてから
どんな工事をするのかということを決めた方が
工事をする方も
その家を買う方も
工事にかかるお金をピンポイントで
使わなければいけないところに
使えるのではないですかと
お話をしました。
もちろん、
どんな工事にどれぐらいかかるのかは
ある程度は
メニューのように
用意しておいてあげると
お客さんも考えやすいですよと
お伝えししました。
例えば、絶対出るであろう工事。
水回りの入れ替え！
汲み取り便所から、
水洗トイレへの変更がいくら！
在来のタイル張りのお風呂から
一番リーズナブルな
ユニットバスの変更工事いくら！
キッチンの入れ替え、いくら！
とか。
だれもが汚い水まわりは
工事したいはず！
そうに違いない！
、、、、ほんとうにそうでしょうか？？
上で絶対必要であろう
水回りの工事と
書きましたが
実は絶対でないんです。
例えば
この古民家を住居でなく、
なにか作業場する場所として
雨露だけ凌げればいいんだ
ということであれば、
水回りの工事が不要になります。
場所や家の大きさなどが
すごく気に入った！
でも、水回りの工事を
先行していたことで
売却価格がその分
値上がっていることで
その古民家の購入を
見送ったとしたら、、、、
売主さんだけでなく、
買い主さんも
次の住まい手に
見つけてもらえそうだった
その古民家にとっても
もったいない話ですよね。
そんな風に考えます。
注文住宅専門で
やっている工務店社長の
目線すぎるかもですが、
古民家再生、、、、、
お金のかかる工事なんで
お金を最終支払うことになる
そこを次に使う方の要望と
予算の配分に
合わせてほうが
いいマッチングだと思います。
なので、
購入しての古民家再生の
リノベーションや
大規模改修を
考えているときは
リノベ前のものがいいのでは
と思います！
古民家の購入を
考えている方であれば
いろいろ探しているうちに
すでにリフォームしたものも
見つけることがあるかも
しれませんが
次回のメルマガは
リフォーム済物件で
どういうものがお勧めかを
お話ししようと思います！
あ、最後に。
冒頭の他社スタッフさんですが、
社内会議で
お客さんがついてから
工事計画を立てようと
いうことになったそうです！
では、また明日。
（2019/12/10配信のメルマガを再編集したものです）
