ヒノキとスギ
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先日、吉野の山を見せていただく機会があり、ヒノキとスギの見分け方を教えて頂きました。
まずは樹皮。ヒノキの皮は大きく、パリパリと簡単にめくれます。平たく大きくめくれるので屋根材にも適しています。「檜皮葺き」が有名ですね。スギの皮は細い繊維状で見た目にも綺麗で滑らか。こちらは外壁によく使われます。
次に葉っぱを見比べてみましょう!違いは一目瞭然ですね。ヒノキの葉は手のひらのように平たく鱗状に広がっています。葉の裏には気孔帯という白い溝があって、Y の字に見えます。反対にスギの葉は先がとがっていて一本一本シャキーンと生えています。
山に入ると何となく歩くだけになってしまいがちですが、木のことを知ると、山をもっと楽しめそうですね。皆さんも今度山に入ったときは、是非上を向いて木々を見比べてみてください♪