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輝建設のこだわり

写真:今西浩文

輝建設の仕様

輝建設は、昔ながらの木と土をつかった家にこだわっています。新築工事でも、古民家再生でも、リノベでもほぼ同じ材料をつかっています。30年近い家づくりで、気持ちよく長くくらせる家には伝統的な建材が欠かせないものだと考えています。合わせて、断熱材や耐震フレーム、床下エアコンなどの現代の技術の採用も積極的に行っています。

今の時代に快適に暮らせて次世代が住み継ぎたくなるように、「何千年もかけて培われてきた昔ながらの木の家づくりの技術や知識」と「さまざまな情報や新しい技術や建材」を程よく混ぜ合わせた家づくりを心がけています。

 

住みやすさを考えた設計

外観は建物を雨や日差しから守る庇の深い屋根を推奨しています。庇からはなれた窓は小庇をつけています。そうすると昔ながらの日本家屋のような佇まいに自然となってきます。

 

内部の間取りは日当たり、通風を考えたプランをご提案しています。引き戸をつかったり、廊下を少なくして室内空間をできるだけ多くつくります。テレビの前に動線を持ってこない。必ず風除室は設けるなどいろいろなセオリーがたくさんあります。

 

気密や断熱性能の向上を、新築・古民家再生・リノベーション問わず設計時には検討しています。

 

 

構造材は産地直送

輝建設の新築の主要構造材は高知県梼原町森林組合さんと三重県尾鷲市の野地木材工業さんの桧・杉です。両社ともに実際に住宅に使われる木が生えている山や製材工場などの見学を受け入れてくださっています(ご興味があれば、ご案内いたします)。

 

内装材は吉野杉、中国山地の地松などが定番です。古民家再生では他物件などで生かし取りした古材を使うこともあります。

 

昔ながらの左官仕事を新築でも古民家でも

古民家再生だけでなく、新築やリノベーションでも昔ながらの左官壁での仕上げのご希望が多いです。

 

人気なのは、中塗り押さえ仕上げ。ボンドやセメントなどをつかわずに昔ながらの方法で左官壁です。竹小舞下地の古民家だけでなく新築やマンションなどの石膏ボード下地でも施工可能です。ほかにもセメントやボンドを使わない白漆喰、珪藻土などもご提案しています。

 

古材を再利用することもあります

時代を経ていい色になった板材や、いまでは簡単に手に入らなさそうな大きな柱や梁などが、建て替えのための解体工事や古民家再生の際にでてくれば、生かし取りしてストックしています。

 

また横のつながりで古材をあつかっている業者さんにお客さんとお伺いして選ぶこともあります。建物だけでなく、古材をつかった作り付けの家具をご提案することもあります。一手間かかる仕事になりますが、全て新しい材料だけではなかなか出せない雰囲気を醸し出してくれます。

 

古建具もつかっています

古民家や築年数の古い家でみかける木製建具。少し埃がかかって、建付も悪いし、捨ててしまって新しくしたほうがいいと思いがちですが、いま同じものをつくろうとすると一枚10万円以上するものばかりです。

 

昔ながらの技術を受け継ぐ建具屋さんなら、緩んだ木枠を締め直し、傷んだ部分を入れ替えたりして再生利用することは可能です。高さや横幅がたりなければ木を打ち足して大きくすることも。古建具利用は当社の定番です。

 

気密、断熱工事には細心の注意をはらっています

暖かい家はより愛着が湧く」というのは、有名な建築家さんが勉強会でおっしゃっていた言葉をモットーに高気密、高断熱に取り組んでいます。高気密・高断熱という単語は一般的に知られていますが、やみくもに断熱材を突っ込めばいいというわけではありません。

 

計算通りに断熱材や気密性能をだすには、しっかりした施工技術が必要です。断熱・気密施工のオピニオンリーダー工務店が集まる新木造技術研究協議会に加盟して日々研鑽しています。新築では気密測定を実施。古民家再生やリノベでもそこで得た知見を活用して工事を行っています。

 

 

テルキッチンという造作キッチンをつくっています

当社では20年ほど前から、無垢材をたくさん使った家に合うオリジナルのテルキッチンをご提案しています。本体、引き出しの面材になる桧の集成材やドイツ製のメラミン合板を工場にて機械加工。ドイツまたはオーストリア製の汎用金物を使用して現場にて組み上げます。

 

工場での機械加工と金物によるボックス作成で手加工では出しにくいキッチンメーカーさんと同じ精度、一日あたりの使用頻度の高い引き出しや扉ユニットを取り付けます。デザインは4mm単位でお客様と相談しながら日々の調理をたすけるキッチンをご提案しています。

 

薪ストーブやペレットストーブを自社で取り付けしています

自社スタッフにて薪ストーブの配置計画や取り付け、メンテナンスを行っています。冬には事務所でも3台ある薪ストーブと1台のペレットストーブを使用しています。スタッフ全員が薪ストーブのある日常をおくることで、日々のメンテナンスやよいところ、苦労するところなどのお話をさせていただくことができます。

 

また薪小屋などのストーブの導入に合わせてご提案しています。ペレットストーブもお取り扱いしています。

 

床下エアコンなどの床下暖房もしています

最近、話題の床下エアコンなどにも取り組んでいます。高気密・高断熱の施工がしっかりとききます。またOMソーラーやそよ風などの太陽熱集熱式のソーラーシステムも20年以上取り組んで行っています。基礎断熱で床下の空間を室内と考えて、屋根や天井にたまった薪ストーブやガスストーブの熱気をダクト経由で床下に送り込むシステムもご提案しています。

 

庭づくりのお手伝いしています

家は建物だけで完結するのでなく、窓からの愛でたくなる風景や、外観をより品あるものに昇華するのに欠かせないのは庭です。庭に付随するもろもろも少し手を加えるだけで既製品の雰囲気を消してくれます。気持ちの良い空間は緑と一体になっているものが多いです。

 

掃き出し窓の手前まで木を寄せて植えたり、2階の窓でも楽しめる高木を植える。ウッドデッキまで盛土をして、室内から地面までのギャップをなくす演出をしたりなどいろいろな技をご提案できます。

 

その他にも、壁の補修や、瓦の葺き替え、水回りのリフォームやバリアフリー工事等、お客様のご要望に併せて様々なカタチで家づくりをお手伝いしています。まずは、お電話でお気軽にご相談ください。

 

 

 

石切ヴィレッジでお待ちしています

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ショールームとギャラリーを兼ねる輝建設のオフィスです。築260年の古民家を改装した建物で、輝建設の技術や想いがつまっています。

暮らしに関わる勉強会や、見学会だけでなく、様々なイベントやカルチャー教室等も開催していますので、是非、お気軽に足を運んでみてください。